2011/10/16

SLクラブシーン考。

え~と。
ふと気づけば非営利な自分になってるんじゃんね。ということで
思いつきで長いこと放置していたソラマメブログを再開などしてみつつ。

SSめっきり撮らなくなってるもんだから
同じもので使い回しなどしつつ。

先日、実に実に久しぶりにクラブ巡りってのをやってまいりまして。
その時のお話などをしてみようかなと。


先日の木曜の晩、突如

踊りたいぞ!
踊りたいっつってんだろ~が!ごるぁ!


ってな気分になったってって

まずはClub OceanのさっぴちゃんにIMしてみる。
しかし木曜はお休みなさっていたのであり
聞けば、次の日、金曜日に移転リニューアルオープンだといふ。

んだば、明日行く系で!!


次におぎんちゃんのGRインフィニティに行ってみる。

いない・・・誰もいないよ!
でも音楽はナイスな感じのが流れてるから
とりあえずちょいと踊りつつ、おぎんちゃんにIMいれてみつつ
お留守らしく返事もなく・・・

とかやってるって~と、放置から戻ったおぎんちゃんからIM帰ってきつつ
聞けば、やはりお休みなのであり、毎週金曜日だけ
営業しているのだといふ。

んだば、明日行く系で!!

しかしこれ
なんだか踊りたいんだぜ気分が収まらず
ZainのモトにIM入れてみる。

聞けば、今日は休みだといふ。
そして、明日からガンガン行く予定になっているといふ。

んだば、明日行く系で!!と・・・・



そんな具合で、測らずして金曜の晩は
クラブはしご大会になってしまったのであり

他にもクラブはあるんだろうが
こう・・・自分的にズバッ!とくるダンスサウンドを流してはるとこってのは
以外にとっても少ないのであり

故に自分的には
この3軒くらいしか、ズバッ!てのはないのであり

まあ・・よそを知らんだけってのも大いにあるんかもしれないんですけども

何しろ木曜の晩はぐっと我慢して
金曜の晩に、どんどん顔出しまくってまいりました。
夜10時半ごろから、1時くらいまでの間に3軒ですね。


で、ここからは
あくまでも、ごくごく自分のワガママな
力いっぱい主観オンリーの話をさせてもらうんですけども
正しい正しくないとかいう話だと
正しくない場合も大いにあるかもしれんと言うの前提で書かせていただくって~と

まずは、皆さん頑張ってんなあ。と言うのが第一で
特にZainはすごいですね。
ぶっちゃけ、自分、ほぼ初Zainだったかもしれないんだけども
やっぱZainだわ。Zainだったわ。みたいな。

なんつんでしょうね。
もう理屈とか理論とか寄せ付けない本気度。てのあるなと思った。

そして何よりスタッフ勢のチームワーク。
それぞれがかっこよく、自分の持ち分、ポジションていうのを
すごくまっとうしていて、誇りを持ってるんだろうな。
と言うのが良くわかった感じで。


ボクも一応、ディスコを長年経営してきたはしくれとして
SLのクラブシーンに大切なのは何か?と言うことに関しては
ず~っと考えてきたわけだけども

お客さんを楽しませるってのは、意外に二の次てのある気がしてて
て、お客さんはどうでもいいって言う意味じゃなくてね。

何よりスタッフが誇りを持って楽しんで
生き生きとしてなきゃ、お客さんを楽しませるなんてのは皆無なんです。

SLは、まあいうたら
ウェブ上にある非常に少数派の3Dコミュニティー世界であり
それはバーチャルリアリティとは言え
仮想、ある種の、架空の空間なわけでして

その世界の中で、何を?ていう話で
特にギルドもなく、クエストもなく
数値的に圧倒的多いのが勝ち。みたいなレベルなんてのもない
そんなこの世界の中で、ほんとに、とどのつまりは

なにしたらええねん?

と、ここになってしまうわけです。


セカンドライフ、それは、第二の人生てことで
ホントに何したってかまやしなくて(BIG6や規約を犯してはならんのは言わずもがなですが)
じゃあ・・・て、ホントに様々な、人それぞれの人生を謳歌てことなんだけど

その中で、あえてのクラブシーンに身を投ずる場合に
リアルでなし得ない『かっこいい自分』でいたいわけですよ。
往々にして、ほぼみな、それがあるはずで

そこを満たさなきゃ意味ないはずと、ボクなんか考えてて。

そういう部分で
終盤の自分の店には、残念ながら
それが無くなってたよね。たぶん。という自覚もあった上で言うんだけども

その店のスタッフである。ダンサーであるということ自体が
誇りであり、この世界の中での自分のアイデンティティであり
生きがいにならなければ、やってられんのですよ。

オーナーであっても、同じで。そこは。
自分の店を愛し、誇りに思っていなければ
とてもじゃないけど
貴重な余暇の時間を気張って営業に充てる。なんてのは続きはしません。

で、Zainはもう、問答無用のかっこよさがあって
そこのスタッフです。と言うだけでもう
それが多分大いにアイデンティティになるんだな。と言うのが
非常によくわかったぞ、と。

クラブに置いても、アパレルその他と同じで
きっちりとしたブランディングがあってこそ、と言うのを見せつけられた感じで。
追随を許さない貫禄、てのを見ました。やはり。

お客さんも多種多様で
英語やらなんの国の言葉やらわからんのとか
日本語もなんもかんも飛び交って大変な騒ぎなわけですが

曲ジャンル的には、力いっぱいテクノの夜で
ボクはそっち非常に弱いんで
曲の方はぶっちゃけ『ほ~』くらいの感じだったんだけども

それこそそれを知るオーナーのモトは気遣ってくれて
IMをくれたりなどもして、気配りもさすが。と。
流行ってる店、トップを走る店ってのは
やはりいろんな工夫と気遣いがあるわけです。


そんな工夫と気遣いといえば
2軒目に足を向けた
おぎんちゃんとこのGR∞がもうもう、非常に素晴らしく

何もかもに置いて『さすが!』と思いました。

この『さすが!』と言うのは
元自分のクラブであったところのCLUB ZEROの時に一緒にやっていた
そんなおぎんちゃんが仕切るクラブなだけに
その時に、共に『こうありたいね』と言うて話をしてきた
クラブシーンにおけるおもてなし。と言うような部分を
きっちり、とっても大事にしてる。

ここが、その場にいて非常に心地よかったし、楽しかった。

お客さんの入りも、その日回った中で一番だったように思う。

先に言うたところの
スタッフたちの生き生きとしている姿はもちろん
お客様ひとりひとりに対する気配りは天下一品でした。

みんなみんなが非常に楽しそうだったし
重くて何度も何度も落ちたって
そのまま帰ってしまおう・・・なんて気にならないんだね。
みんなきっちり何度だって戻ってくる。

DJさんの腕もすごかったってのもあるし
なにが良かったってのは
ラスト3曲をプリンスの曲でやってくれた。と、ここに尽きるんですけども

あ、結局そこかよと思わないでね。

コレ物凄いことですよ。
たかが、ボクごときがきている、というので
オーナーのおぎんちゃんが、DJさんが動いてやってくれるってのはね。

これは・・・物凄いありがたい特別扱いの嬉しいおもてなしで
まさにVIP扱いなので嬉しい。と、これはもちろんなんだけど
そら気分いいよね。と、そうなっても無理ないんだけど

そうじゃなくてね。
これ、ある意味、挑戦状的意味合いもあると思ってるんですよ。

ボクが好きなのはプリンス、でしょ。
この、プリンスは世界的に非常に成功している
今もなお、バリバリ力いっぱい現役のトップアーティストであるにもかかわらず
日本では大いに過小評価されている人でもあって

好きだからって言うんじゃないけど
音楽好きです。てことでDJやってる人なのであれば
プリンス知らない。てのはまずないよね。持ってないとかも、まずないよね。と
それくらいの世界的規模の超大御所のはずなんだけど

まあ、とにかく知らない、と言う人結構多い。残念ながら。

持ってはいるし、知ってはいるが
そこまでではないと思うとか
あえてクラブなどのフロアで流すのはなんか違う気が・・・とか
まあ、それぞれのいろんな考えの中で
まず、フロアサウンドとして使おうという人は、まずいません。

難しいんですよね。たぶん。独特すぎるのかわかんないけど。
ホントはものすごい基本に忠実に作られたものが多いんだけどもね。

で、そんな使いづらいプリンスの楽曲で生リミックスをして聞かせるって言うこと。
しかもプリンスを知らない多くの人がいる中で
おお~!なにこれ!かっこいい!と言わしめること。

これをボクにして見せるって言うのは
本当にすごいことだと思ってて。

ボクが来たからプリンス流してくれるという方は
これまでに何人もいたんですけども
うおおおおお!!これは!!!という挑戦状的空気感じさせるほどの
すごいの聞かせてくれたのは

正直、これまで二人しかいないと思う。

この夜、披露してくれた、ミニミーさんで、三人目ですね。


とてもすごかったですよ。
生で、今、なう、やってるって言うのに
音の劣化もほとんどなく、完ぺきだったと思います。

ただまあ・・・コレはファンだからって言う偏り耳意見を言わせてもらうならば
『あああ~ん、そこいいとこやったのに~
むしろエフェクト入れんと、そんまま聞かせて欲しかったとよ~』と言うような
そゆのはあったけどもね。

ま、それは、狂信的ファンならではのワガママ耳の話なんで
ほぼどうでもいいんですけど。


そして、退散した後、きちんとオーナー自らIMくれる。というのは
これホントねえ・・・自分忘れていたおもてなしの一つで
ちゃんと守ってはるのね~と、自己反省と合わせて、感動もしつつ。

いつも必ず、終了後、軽いご挨拶くれるのですよ。
これたぶん、ボクだけに特別ってんではなくて
あの様子からして、大部分の皆さんにしてはるんやと思う。素晴らしいです。
こういうマメさ、心遣いをオーナーが決して忘れない。
これとても大切だし、ずっとやり続けることはとても大変なこと。

オーナーに惚れて、スタッフとして頑張れる。という図式は
きっとどこにもあるのだと思うんだけど
GR∞は特に、オーナーの魅力がすごいんだな。と
集まってなさるお客様の反応なんかを見ても、とても感じました。


それから

Zainにしろ、Oceanにしろ、このGR∞にしろ
3種3様の良さがガッツリあって

OceanのさっぴちゃんとDJさんのトークによる心配りも
本当に心地よく、楽しく、みんなに愛されるフロアの空気と言うので
それこそ・・クラブはしご大会のトップバッター的に顔出しさせてもらったのに
あまりに楽しいもんだから、ここだけにしようかな・・・なんて
ちらと思ってしまったくらい
店を愛して、誇りを持って、楽しんでいる姿があって

オーナー目線でいうたら
こんないいスタッフとDJがいる。これが存続させる意義になる。
そんな風に思ったりもして。


なんしょ、スタッフとオーナーがうまくいってる。て、これが一番ね。なにしろ。
空気がいいものね。とにかく。

クラブ経営ほど、あほらし実にならんもんはない。と言うような
斜め目線もあったわけですけども
実際、儲けが出る。てのもまずないという現実もあるとは思うし
そういう意味でも、やる意義を見出すってのはなかなか大変な世界でもあって

それでも頑張る。それでも続ける。
なんなら、もうもう、始終昼だってなんだって
どんどんナウ・オン・エアでもってして
常時スタッフやダンサーが誰か彼か常駐で営業しきってます。みたいな姿もありで

なんでそんなに頑張ってはるのだろう?と思ったりもする時あったけども

リアルを多少無理してでも出勤して
フロアにいたい。楽しみたい。と店のメンバーみんなが思う。
そしてそういう気持ちが作る空気が、お客様を包んで楽しいフロアになる。

それが、クラブ経営の意義である。と、それなんだよね~なんて

至極シンプルなところを思いながら帰路についたのでした。


や~疲れたけど、楽しかった楽しかった。
各店のスタッフ及び、ダンサー、フロアマネージャーなどなど各位。

ありがとうございました!

モトも、おぎんちゃんも、さっぴちゃんも、本当にありがとう。
やっぱクラブはいいね!楽しかったです。



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