This blog is a blog of a one man who is alive in the 3D virtual world 'Second Life'.
2011/08/22
夏の悪だくみ。
すごい時間にこんばんわ。
ここんとこ急に涼しくなったせいか
急激に食欲が戻ってきて、いつもお腹すいてるんですけど
まるでひもじい子供みたいな有態で
なんぼ食べても底知れぬ我が腹・・・どうしてくれよう・・・。とか。
そんな中
急遽、宅の妻が我が家にやってくることになりまして。
て・・・言葉おかしいようでおかしくないの。
リアルの話なんで。
ボクの住んでる町は静岡の田舎町。
東海大地震の到来を懸念ということで
どこよりも先に原発を止められた
浜岡原発の恩恵にあやかっている町です。
まあ・・・
なんやかんやいうたところの様々な理由はあって
どれもこれもが立派な理由なのは間違いないんだけども
SIMを手放す直接の原因になったのは、実際の所は、この事。
原発の恩恵にあやかっている町で
突然原発が停止するということは、地元市民に物凄い打撃を与えます。
風評被害的なものも然り。
地域密着型でリアル仕事を賄っていたボクは
あっという間にびっくりするようなスピードで生活が一変しました。
もともと、そんな裕福でもなかったんだけども
と言うよりむしろ、中の下の下くらいの小市民でありましたから
怒涛のスピードであっという間に『一気に仕事がなくなる』と言うのはこれ
セカンドライフやってる場合ちゃうがな。
という事態になったということ。
とか言うて、まだやってるけどもね。
かなりかなり大幅に削減、最小限にまとめて
且つ、生活レベル的なとこは、落としきらないように注意しながら
(じゃないと、精神的に落ちてくからね。じわじわと。こういうの大事)
うまいこと、気持ちもハラハラと散らしながら
そんな感じでやってるわけですけども。
どんなことでもそうだけど
突然奈落の底に落とされるような事態になった時
その時ってのは、相当なショックを受けるし
様々に走馬灯のように脳味噌がくるくる回って
軽くパニックにもなるし
ましてや、SIMの3周年記念イベントの真っ最中に
あれよあれよと、そんなことになっていったので
様々な責任のことやら
走り出しているイベントをどうするかとか
それよりSIMどうすんだとか
それよりもっと前に、リアル生活どうすんよ?とか
文字通り、駆け回ってアレコレあがいてもみたけれど
地域全体に訪れた急激な変化を前に
どうにもならんことばかり。
3月の震災は
ボクだけでなく、多くの人の心に
未だに余震も続いてるのもあったりで
大きな大きな影響を及ぼし続けています。
被災地の人が未だに大変な状況下にあるのは言わずもがな
今後もその傷跡と付き合っていかなくてはならないのも言わずもがな
放射能汚染、原発などに伴う
社会不安や、健康不安、果ては、今後の行き先不安などなど
そのネガティビティの及ぶ先は多岐にわたっていて
被災していない地域までも
こんな風に、経済危機に陥れたりもしています。
この一見、何ら関係のない仕事(Web関係や写真加工関係)をして
サブ的に、単発のいろんな仕事を請け負ったりしながら
生活を賄っていたというような
そんなボクだったはずなのに
こんな事態になってるということは
ボクみたいなとこにまで影響を与えるような経済危機。ということ。
しかも急激に、あっという間に、あれよあれよと言う間に、です。
元から活気にあふれる繁盛しまくりの裕福な街ということでもなく
ぼちぼちやってる田舎町であったわけだけど
今ね、活気どころじゃないです。ほんと。
けれども、これはこれとして受け止めて順応していくしかないのでね。
そのためには発想の転換と気持ちの切り替えをするしかないし
人間って結構強いもんで・・・て
これ日本人だから強いのかも?とかも思うんだけど
『それはそれとしてやっていく』のが上手です。
ツイッターなんかで見ていると
その『それはそれとしてやっていく』のの手段の一つなのか
いろんなところに噛みついてみたり
良くないと思しき人を叩いたり、つるしあげたりすることに余念なく
また『正義・正論』として
真っ向から放射能汚染や原発に対する厳しい意見や現実を
怒涛のように配信・拡散などすることで
ネガティビティの排除を懸命にやってなさる方も多いです。
また違う形で
そのようなことには触れないで
ただ日々を楽しく面白く過ごすこと、呑気に生きることを主軸に
まるで震災なんてどこ吹く風・・・と思ってるかのように
日々を快活にエンジョイして行くことをよしとしてる方もいる。
いずれにしても、戦ってるつもりない人でも
無意識的に
順応するための闘い。みたいのはやってるんだろうなあ。なんて
そんな風に思いながら見てるのだけども。
ボクが住んでる町自体は何ら変わらない様子に見えるけれど
自分の主としていたクライアントの住まう地域は
まさに、その、浜岡原発の町。
ボクね。ほんとにね。
ただのみんなの意地悪なんちゃうか?
ただもう、これに便乗してるだけなんちゃうか?
ボクだけが、こんな目にあってんちゃうか?
なんて思っちゃったんだ。
それで、娘と一緒に
本当にクライアントの一軒一軒
訪ねて行くのはまたなんかアレなんで、見て回ったの。
浜岡原発も、見に行ったし
とにかく・・・町全体を隈なく回ってみたの。
夕方の掻きいれ時をわざわざ狙っていったにもかかわらず
大きなところ以外の小さな商店やレストランや
飲み屋さんや不動産屋などなどの・・・小売店の数々が閉まっていました。
上得意だったはずの
フェラーリやポルシェを愛車として乗ったりしてた社長さんのとこも
サーファー相手にやっていたアパレルショップもサーフショップも
港の市場も、大きな魚屋さんまでも。
そんな様子を見てのかえり道
ボクだけがいちびられてたってのの方が良かったな・・・。
便乗で、すったぎられただけってのの方が良かったな・・・。
娘と二人で、そう話してからしばらく
ずっと黙って家路について。
どこにぶつけていいのやら
わけのわからない憤りと共に大いに気分が塞いで
やりきれない気持ちになって
それこそ、その時もツイッターで、このことは少し触れたし
当然、SL妻である彼女にも報告もして
それでも黙ってみんなで『痛み分けだ』と腹をくくっているのだから
自分も自分なりのやり方で
これに順応していくしかないんだよな。と。
そんなこんなの流れを
ボクから伝い聞きとはいえ、知っている奥さんがやってきます。
その時から数カ月経ってもいる
ボクの町、そして、止まってしまった原発のある町の変化を
この目で見ながら、空気を感じながら
とか言うと・・・シリアスな感じだけども
そんなんじゃなくてね。
普通に楽しめる町なんだ。という所をね。見せたいなと思ってる。
原発があったからってね。
事故は起きてなくても放射能だらけだなんだとかね
そんなこと言う人もいるけどね。
そんなこた~ない。
細かいこというてったら、そらちった~あるかもしれんけど
そんなレベルの事、今言うてどうなることでもなし。
全然余裕で、力いっぱい
安全でおいしい食べ物がいっぱいあること。
原発が止まって、大変になってはいるけど
元気に明るく順応して行こうとしている
小さな小売店・中小企業がある頑張ってる町であること。
何より、海は、空は、今だって変わらず
キラキラ輝いていること。
夏の終わりを惜しむように
たくさんのサーファーたちの浮かぶ御前崎の海を
たくさん増設された、巨大でかっこいい風力発電の『くるくる』を
見せてあげたいなと思っています。
そんなような
急に決まった夏の小旅行の話をしている時に
SL内の息子であるMaxと猫のファンクは
留守番中の悪だくみ。
それが、先に貼り付けたSSだったわけだけども。
リアルの方で厳しい現実からいいようにされている今だからこそ
セカンドライフで、疑似だろうがなんだろうが
所詮バーチャルだろうがなんだろうが
綺麗に整った家に、たくさんのネコ達に
かわいい息子に妻に
一日に何度も昇っては沈む太陽と月に
心の支えと、ひとときの幸せみたいなのを見てるかも知れなくて。
コレがいいことなのか悪いことなのかはわからないけど。
リアル生活の立て直しはまだまだ進んでないし
正直なところ、ちっともうまくいってやしないので
セカンドライフ内での野望や計画は
まだまだいっぱい脳内にないこともないけれど
ホント、それどころじゃないからね。てとこで。
ま、そこら辺はさ。
どんなに何度も危機的状況下にたたき落とされても
いつの間にか、しれっと『世界上位国』にのし上がってきた
日本人魂たるやのDNAを持ってるはずですからね?ボクも?
小さい小さい島国の癖に
広い世界で『そこそこのいい位置キープ』てとこに
しれっと返り咲いてきた日本人の血が
ボクにも流れてますんで
今に見てろ~?
みたいな。
とかいうて・・・
このブログに移行して以後
つらつら書いてきたように
セカンドライフ内の、いろんなことに疲れたってのもあるから
ホント当分、のんびりだらだらやって休みたいわけです。まずはとにかく。
・・・なんてやってるうちに
休んでいるのがデフォの人。とかに落ち着くこともあるかもしれんけどww
かといって、なんもすることがない自分ってのを
もてあまし始めつつある昨今でもあるから
早くリアル生活基盤立て直して
セカンドライフの方も、一気に元のレベルにするのはアレでも
なんとかもっと楽しめる方向になるといいなと思う。
しかし・・・ここ数日、ネコもミーローもちっとも売れずに
気分がすっかり腐ってますよ。
売れるといいなあ。
流れがそこに生まれないと、つまんなくなっちゃうからね。
いろいろいいとこに向かって流れて行きますように。
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